よく噛むことでいいことたくさん!
・脳の発達を促します!・・・脳細胞の動きを活発にし子どもの知育を助けます
・言葉の発音がはっきり!・・・筋肉が発達する事で、言葉の発音がはっきり
して表情豊かになります!
・歯の病気を防ぎます!・・・唾液がたくさん出て虫歯を防ぎます
・食べ過ぎを防ぎます!・・・・ゆっくりよく噛んで食べる事で適量で満腹感が得られます。
和食のよさを知ろう!
2013年和食がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
栄養バランスの良い、一汁三菜の食事の形、季節感を大切にした料理や、伝統行事
などの和食の特徴が世界に認められました。
栄養のバランスがよい和食!
主食であるごはん(五分つき米)は、どんなおかずにも合い、組み合わせしやすいのが
特徴です。また、和食のおかず(主菜)は、魚・大豆・肉などを使っています。特に青背
の魚に含まれるDHA、EPAは血液をサラサラにする働きがあり、大豆には肉と同じくらいたんぱく質が豊富に含まれており、子どもの成長に欠かせない栄養素がたくさん含まれています。肉には「代謝ビタミン」と呼ばれるビタミンB群が豊富でたんぱく質をエネルギーに変える働きがあります。 また、副菜には旬の野菜や海藻などを使っています。それらにもビタミンやカルシウム、鉄、食物繊維など子どもの成長に欠かせない栄養素が多く含まれます。調味料であるみそ・しょうゆなど発酵食品にもおなかの調子を整える働きがあります。これらの食材を偏らないように組みあわすと自然と栄養バランスが整います。
発酵食品てなあに?
*発酵食品には、身体に良い生きた菌がたくさん含まれています。(それぞれの菌は体にどんな影響をもたらすのでしょう)
「乳酸菌」・・・ヨーグルト・チーズ・納豆・漬物
便秘や肌荒れを引き起こす悪玉菌(人の身体に害になる菌)を抑制し善玉菌(人にとって
有益とされる菌)を増やし腸内環境を整え、病気になりにくい免疫力を高めてくれます。
「麹菌」・・・みそ/醤油・みりん
必須アミノ酸、ビタミンB群が多く血行を促進して身体の基礎代謝をあげる作用があります。
善玉菌を増やすには?
*特に難しい事はなく和食を食べるのが基本!
お味噌汁や野菜(食物繊維)たっぷりの食事を心がけましょう!
「ぬきごクッキー」や「こんぶ」を、定期的におやつとして提供しています。
園で多く取り入れている五分つき米や高野豆腐、具だくさんのみそ汁など和食として提供されるものはどれも噛みごたえがあり、
毎日の食事から自然にしっかりと噛む事が習慣づきます。
嫌いなものを作らない為には、乳幼児期に味覚の情報を増やすことが大切です。
様々な味を体験し、美味しさを知る事で味覚は育まれます。
日本の和食には、甘味・辛味・苦味・酸味に加えて”うまみ”という味覚があり、乳幼児期はこのうまみを育てていくとても大切な時期でもあります。
そこでキッズパレスでは、渡辺栄養士の指導のもと、昆布といりこで丁寧にダシをとることでうまみ成分の効果を活かし、
少ない調味料(減塩)でも美味しく食べられるように心掛けています。
又、日本の伝統食材を伝える為にも和食中心の給食を取り入れています。